ブロックチェーンについて【技術士キーワード学習】
ブロックチェーンについて
ブロックチェーンとは
情報通信ネットワーク上にある端末同士を直接接続して、取引記録を暗号技術を用いて分散的に処理・記録するデータベースの一種である。
従来型の情報管理とブロックチェーンによる分散管理の違い
https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h30/html/nd133310.html#:~:text=%E3%83%96%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%83%B3%E6%8A%80%E8%A1%93%E3%81%A8%E3%81%AF,3%2D3%2D1%EF%BC%89%E3%80%82
総務省|平成30年版 情報通信白書|ブロックチェーンの概要 (soumu.go.jp)
従来型の情報一元管理では、すべての情報が一箇所に集まるのに対し、ブロックチェーンによる分散管理ではデータが分散しているのが特徴で、ハッシュや電子署名という暗号技術を用いることでデータの改ざんを検出しやすい仕組みとなっている。
また、それぞれの参加者が全員の取引履歴のコピーを記録しているため、一部のコンピュータがダウンしても、残りの多数の参加者が記録を保持し続けるため、システム全体がダウンすることはない。
ブロックチェーンのデメリット
データの削除が困難
ブロックチェーンの、分散管理で改ざんしにくいという特徴のため、公開したくない情報でも、送信してしまうと、削除が困難になってしまう。
ただし、データ自体は暗号化されているため、内容が他人に見られることはない。
合意形成
ブロックチェーンでは、取引情報を分散して管理することによって、合意形成に時間がかかる。