【2週間目】技術士機械部門第二次試験勉強過程のメモ【演習を開始】

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こんにちは、ものづくり王国にっぽんの管理人をしています、とも(@Japan_MFG_Tomo)です。

 

「日本のものづくりを盛り上げたい」という気持ちから、今までの専門であった切削加工から分野を変えて、鍛造業界に移籍してきました。
将来はものづくり全般に関わりたくて、2022年から技術士の勉強をしています。

興味がある方は2022年の9月中旬あたりから記録を残しているので、見てみてください。何か気づきや参考になればうれしいです。

 

 

ちなみに技術士の機械分野は受験生も有資格者もそんなに多くないみたいなので、インターネットに情報がすくないです。

 

というわけで、本記事では技術士合格前からログを残しておいて、一人の受験生が

  • どうスケジュールを立てたのか
  • スケジュールに対してどう勉強したのか
  • 勉強の内容
  • 勉強の感想
  • スケジュールの調整の仕方

などの参考情報を残せたらいいと思います。
合格すれば参考になるし、不合格なら反面教師になるので。

 

基本的に無理はしないスタイルです。
1日2時間をベースに、隙間時間を活用してコツコツ勉強時間を稼いでいます。

理由は、技術士の勉強は長い期間の戦いなので、ダッシュしても疲れるだけで進まないので。
※挫折しない学習方法を見つけるのが大人の勉強のコツです

 

 

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技術士機械部門2週間目の勉強記録

 

技術士機械部門の勉強を開始して2週間目、やった事は以下の内容

  • 過去問の必須問題の内容確認
  • 実際に作文を書いて練習
  • 過去問を見て選択科目Ⅱ-1の問題の内容確認
  • 用語の整理、まとめ

問題の確認と実際に手を動かして過去問を解いてみる事で試験の雰囲気を理解する事に努めました。

 

技術士機械部門過去問の必須問題の内容確認

技術士機械部門の必須問題では、機械部門全体に渡る内容を問われます。

必要なコンピテンシーは以下の5つ

  • コミュニケーション
  • 専門的学識
  • 問題解決
  • 評価
  • 技術者倫理

 

問題は以下の小問4つの構成

  1. 問題文にある背景から課題を抽出
  2. 抽出した問題に対する解決策を各方面から提案
  3. 提案した解決策にて生じるリスクと対策の設定
  4. 技術者倫理に沿った業務の遂行方法

「あるべき姿」とのギャップから問題を設定し、その解決策を考えて、実行前にリスク分析をする
という技術者として日常的に行われる思考を文章で伝えつつ、「技術者倫理」をアピールする試験です。

 

 

問題として面白いですが、幅広い知識と、それに対する具体的な内容の理解が必要なので結構難しいです。

 

技術士機械部門実際に作文を書いて練習

実際に作文を書いてみました(上図)

 

作文をして気づくことは、「曖昧なまま使っていた知識が多すぎる」という現実。
何となく知った気になっていたし、仕事でも当たり前に使う単語なのに、実は定義を理解しないまま使っていた…なんて事に気づきます。

 

解決方法はその事実を認識して、地道に用語の理解をして、人に説明できるように内容を整理する(絵で解説できるなど)ことです。
試験では人に伝える事がゴールなので、「分かっている」のと「理解している」の差を埋める必要があります(これがかなりキツイ。自分の無知と戦うので)

 

 

技術士機械部門過去問を見て選択科目Ⅱ-1の問題の内容確認

必須問題の雰囲気を掴めたので、続いて選択科目Ⅱ-1を確認。
作文の枚数が「1枚」と、非常に少ないのですんなり行きそうだなという感想。

 

ただし、知らないものは知らないし作文に書けないので、用語を幅広く知っていて「人に話せる」レベルまでインプットが必要だと感じました。

 

そこで、色んな白書をスマホに入れて、空き時間に読むことに。

  1. ものづくり白書(経済産業省)
  2. 国土交通白書(国土交通省)
  3. 高齢社会白書(内閣府)
  4. 環境白書(環境省)
  5. エネルギー白書(経済産業省 資源エネルギー庁)

のPDF版をスマホにDLして入れています。
Twitter見て遊んでた時間を、白書を読む時間に置き換えるだけで勉強時間に変えられるのでオススメ。
特に電車の移動時間、待ち時間、仕事の休憩時間などの細切れの時間。

 

技術士機械部門二次試験勉強として、白書以外の読み物は何が良い?

 

白書は当然読むとして、その他一体何を読めば良いんだろうという、個人的な疑問点と現時点での答えを示しておきます。

  • 白書の全文
  • SDGsに関する本、政府の動向
  • 電気自動車に関する本、政府の動向
  • 高齢社会に関する政府の動向
  • 原子力発電に関するニュース、政府の動向
  • 東日本大震災に関する資料

この辺は押さえておくと良さそう(時間があれば)

というのも、過去問ではちょくちょく見かける問題なのと、2022年三菱が原子炉の開発を始めるニュースが出てきたので。

参考記事

三菱重工、次世代原子炉開発へ…一部地下で有事にも強く(読売新聞)

三菱重工と電力4社 次世代型原子炉を開発 2030年代実用化へ(NHK)

三菱⾰新炉開発の取組み(pdf版:経済産業省)

 

最近のニュースを見てると、日本は防衛のために予算を拡大しているので、関連の業種は仕事が増えそうだなーとか、そういうのが見えてきてどちらにせよ面白いです。

勉強と思わないで勉強できると、たぶん相当強い。

 

技術士機械部門二次試験の選択問題について

 

選択科目Ⅱ-1では問われる技術士としてのコンピテンシーは

  • 専門的学識
  • コミュニケーション

この二つだけです。
「内容を詳しく知っているか」と「分かりやすく解答できるか」、この二つの能力があればOKです。

 

技術士機械部門用語の整理、まとめ

 

必須科目、選択科目Ⅱ-1の問題を見たところ、「知らない用語がたくさんある」のが一番の驚きで、勉強の必要性を感じました。

 

使っている参考書や色んな解説サイトでも当たり前のように「用語集」を作れと言われています。
用語の意味、定義を理解して、論文作成に活かすための準備です。

 

しかし「知っている言葉、知らない言葉」が人によって違ったり、「どういうまとめ方をすると理解しやすいか」は人によって大きく違うので、中々用語集の作り方についての解説がありません。

 

 

私自身もあまり形式にはこだわらず、遠回りしながら最適な方法を探してみたいと思います。
とりあえずは、何度も何度も説明資料を書いて、ようやく自分のものになるんじゃないですかね。

 

▼「勉強を楽しめるかどうか」が肝だと思います。

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