【3週間目】技術士機械部門第二次試験勉強過程のメモ【演習を継続】

WRITER
 
この記事を書いている人 - WRITER -

こんにちは、ものづくり王国にっぽんの管理人をしています、とも(@Japan_MFG_Tomo)です。

 

「日本のものづくりを盛り上げたい」という気持ちから、今までの専門であった切削加工から分野を変えて、鍛造業界に移籍してきました。
将来はものづくり全般に関わりたくて、2022年から技術士の勉強をしています。

興味がある方は2022年の9月中旬あたりから記録を残しているので、見てみてください。何か気づきや参考になればうれしいです。

 

 

 

ちなみに技術士の機械分野は受験生も有資格者もそんなに多くないみたいなので、インターネットに情報がすくないです。

 

というわけで、本記事では技術士合格前からログを残しておいて、一人の受験生が

  • どうスケジュールを立てたのか
  • スケジュールに対してどう勉強したのか
  • 勉強の内容
  • 勉強の感想
  • スケジュールの調整の仕方

などの参考情報を残せたらいいと思います。
合格すれば参考になるし、不合格なら反面教師になるので。

 

基本的に無理はしないスタイルです。
1日2時間をベースに、隙間時間を活用してコツコツ勉強時間を稼いでいます。

理由は、技術士の勉強は長い期間の戦いなので、ダッシュしても疲れるだけで進まないので。
※挫折しない学習方法を見つけるのが大人の勉強のコツです

 

 

良かったらフォローお願いします。
Twitter:(@Japan_MFG_Tomo

 

技術士機械部門3週間目の勉強記録

 

技術士機械部門の勉強を開始してから3週間目、やった事は以下の内容

  • 選択問題Ⅱ-2の作文骨子の作成
  • 知らなかった用語の整理
  • 実際に自分が担当者になったつもりで課題検討
  • 模範解答を見て、先輩技術者の考え方を吸収
  • 実際に作文の練習

 

技術士機械部門過去問の選択問題Ⅱ-2を確認

 

技術士機械部門の選択問題Ⅱ-2は、ぱっと見生産管理や製造技術に関わる問題が出ている気がするので、勉強が楽しいです。

 

JIT(ジャストインタイム:ものを必要な時に必要なだけ手に入れる方式)ついて回答する問題が出てきていたので、トヨタ式のものづくりについてはポジティブな感情で勉強しておくのが良さそうです。

 

私は鍛造業界で働いていますが、そもそも見積もり段階では段取り替え回数を最少で見積もっているので、JIT対応なんてできっこないんですよね。(赤字になってしまう)

それを承知したうえでいかにしてJITに近い状態を作る事ができるのか…を考えるいいきっかけになりました。結論は出てないですが。

 

技術士機械部門選択問題Ⅱ-2で知らなかった知識を整理

従来私はトヨタ生産方式と無縁のところで働いていたので、本で読んだり人に聞いたことはあるものの技術として習得はしていませんでした。

 

「ふーん」で済ませていた知識だったので

  • ロット数量の情報をなぜ客先に伝えなければならないのか
  • 生産リードタイム短縮に関係する因子は何か
  • ラインのバランスとは何か

みたいな事が詳しく文章化できませんでした。
人に絵をかいたり文字で伝えるって難しいなあ、知ってる事でも上手に話せない事が分かりました。

 

かんばんで「もの」の制御をする時に注意する事は何ですか?って聞かれて、答えられますか?

こんなのをひたすら考えていました。

 

技術士機械部門選択問題Ⅱ-2の問題を見ながら、ロールプレイ

 

技術士機械部門選択問題Ⅱ-2の問題では、

  • 課題って何?
  • それを解決する方法は?
  • それによって新たなリスクは生まれる?
  • どうやって解決する?

 

みたいな事をテンプレートで聞かれます。
実際に自分が担当者になったつもりで、

 

  • どんな課題が考えられるかな
  • 解決する方法を3つ探そう
  • 何か悪い事は起こり得ないかな?
  • それを未然防止する方法はあるかな?

と、役割を演じきって考えを巡らせます。
技術士の試験では、自動車業界の開発業務のように問題の未然防止に力を入れている雰囲気を感じます。

 

したがって問題と解決策と、さらに問題と解決策を考える二段構成になっています。

深く問題を考える訓練になります。

 

技術士機械部門選択問題Ⅱ-2の模範解答を見て、観点を調整する

私が使用している本には、1年分だけ、技術士過去問の参考解答が載っています。

参考解答は視野も広く、内容も深く的確で、非常に参考になります。
自分で回答を作った後に、「ああ、こんな考え方があったか」と見直しする事でちょっとだけ、先輩技術士の考え方を知る事ができます。

 

▼参考にしている本はこちら。ネットでも色々おススメされている一冊。

Amazonで見る:技術士第二次試験「機械部門」完全対策&キーワード100
楽天Booksで見る:技術士第二次試験 「機械部門」完全対策&キーワード100

 

実際に自分の考えを形に残す事で、自分には知識も説明能力も考え方も足りていないんだなとよく分かったので、通信教育で思いきり詰め込むことを考え始めました。

https://twitter.com/Japan_MFG_Tomo/status/1571724546729967617

 

とはいいつつ9月中旬にそんな事を思い立った時にはすでに心は決まっていて、「オンラインで先生を付ける」になっていました。

 

あとは安いところか、高いところか、その間か。
隙間時間を見つけては体験講義動画を見たりして、気持ちを整えていました。

 

技術士機械部門選択問題Ⅱ-2の問題を、実際に作文

 

大体1週間に2題くらいのペースで過去問をやっています。

  1. 問題を見つつ骨子を書いてみる
  2. 知らない単語を調べて、もう一度骨子を書いてみる
  3. 実際に作文する

このペースでやると、月~土の6日間で2題挑戦できます。
大体1日1時間~1時間半くらい。
残り30分~1時間は通勤時間中に白書を読んだりしながら勉強時間を消化していました。

 

▼実際に書いた作文がこんな感じ。

その時間中の自分にとっては精一杯良い作文ですが、時間を置いたり、ちょっと調べものしてから作文をすると拙さが見られます。

 

でも良いんです。
勉強したての時って拙いもの。
そこから数か月経ってから当時を振り返ると、大きな成長を感じると思います。

(時間が経った後に振り返る物が無いと成長を感じる機会が少なくなっちゃうので、モチベーション回復にも使えるしログを残しておくのがオススメですよ。)

 

 

 

この記事を書いている人 - WRITER -

Twitter始めました

記事の更新情報、製造業の気になる事などをツイートしています。

よかったらフォローお願いします。

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Copyright© ものづくり王国にっぽん , 2022 All Rights Reserved.