【MECT2023の注目ブースを事前チェック】メカトロテックに行こう。
2023年になって、リアル会場の展示会が増えましたね。
この数年間、いろんなバーチャル展示会を見ましたが、やはりリアル会場に行くことの代わりにはならないなと感じていましたので、とてもうれしいです。
さて、今回はMECT2023の展示会へ見学に行くので、
事前に調査をしていこうと思います。
工作機械関連は、おそらく色んなサイトで特集があると思うので、
自動化ソリューション、生産管理などのDX関連で、面白そうな場所をピックアップします。
株式会社C&Gシステムズ
生産管理のサービスとして、AIQを紹介しているそうです。
製造業に特化した生産管理ソリューションで、
リアルタイムなデータ収集と分析に基づいた意思決定や改善活動が可能になる、つまり生産管理の観点からのDXにつながるのではないかと、期待しています。
特徴は、量産品の管理も可能というところ。
展示会で見かける生産管理ソリューションは、
金型などの一品物向けが多かったので、
量産品の生産管理に使えるみたいなので、楽しみにしています。
- オーダー管理
- 在庫管理
- 実績管理
に加えて、
完成品、中間在庫、生産計画、ロット管理、材料管理…なんかも見れるみたい。
一般的な量産には対応していそうですね。
ヤマザキマザック
工場見学で昼食の試食をさせてもらい、
新卒の就活時に、非常に好感を持ったメーカーです。
大口の工場のお昼ごはんがめちゃくちゃおいしくて、
おなか一杯に食べて幸せになりました。
メーカーとしては、触った経験が無いのでイメージですが、
デザインに特化して、「格好いい」を売りにしている会社という感覚です。
技術の話では、たしか2022年のJIMTOFでは、摩擦攪拌接合(FSW)の技術で、アルミと鉄の異種金属を接合していたような気がしますが曖昧なので、もう一度聞きに行こうと思っています。
あとは、レーザー肉盛りについて懸念点などを勉強させてもらいに行きます。
色々教えてくれるので、いい会社です。
今回は、MAZATROL DXというソフトウェアの、見積もりやプログラム作成の標準化についても注目しています。
株式会社三機
外観検査のロボット化を提案している会社です。
外観検査工程は大きな音が出ないので、夜間の自動検査を提案できるようになります。
もし運搬作業者が必要でも、夜間のリフト運転作業者がいれば工程を進められるので、従来ラインの本数だけ必要だった作業者を大幅に省人化できる可能性があります。
これによって、少子化に伴う労働者不足の問題、働き方改革への対応等、持続可能な製造現場の実現につながらないかなあと、期待しています。
第四次産業革命やDX、カーボンニュートラル(CN)等、対応が必須の技術はたくさんありますが、少しずつ、抽象的な概念から具体的な製品まで落とし込まれてきた感じがあります。
日本の動向は
- デジタル
- グリーン
- レジリエンス
が基本戦略となるので、
生産ラインのデジタル化、自動化、環境負荷低減の他に
AR/VRを用いた技術教育(技能伝承)、CNの周辺技術
なんかも展示されていないか、動向のチェックをしてきます。