【待つのが苦手】いつも辛い思いをしていませんか?それが原因です。
悩み事:「待つのが本当に苦手」
誰も自分のペースに合わせてくれないので苦しい。仕事も忙しいのに本当に困る
まず結論から言うと、「待つ」行為が苦手な人は掘り下げていくと、時間に対する考え方が他の人と少し違いまず。
本記事では待つのが苦手な人の特徴とそのデメリット、待つのが苦手な人と待たせる側が上手く付き合っていくためのコツについて紹介しています。
先日、こんなツイートをしました。
待つことができない人っていますよね。
頭より身体が先に動くとか、まだまだ全然時間があるのに催促しまくる人とか、「とにかくちょっと待て」と言いたくなる人。
こういう人って何も考えてない事が多くて、悪意が無くても相手はそれによって被害を被るので、最終的には無視されるなどの損をします。
— とも@技術を知らない機械系エンジニア (@Japan_MFG_Tomo) May 20, 2022
待つことができない事で人間関係がギクシャクして支障をきたすことは多々あります。
本記事を書いている筆者は、せっかちの多い中国人と3年近く上手くやりあいながら仕事を進め、2つの量産プロジェクトを完成させ、量産中の製品のクレーム処理、仕様変更対応に携わってきました。
せっかちが多い中国でも本記事で紹介する方法は有効でしたし、今後もそうするつもりです。
日本なら「話せばわかる」人も多いので、再現性はそれなりにあるんじゃないかなと思っています。
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待つのが苦手な人へ。だからあなたは失敗する
今まで成功した人はあんまり身近にいませんが、失敗した人はよく見てきました。
そしてそこに共通点があります。
それは、「待つことができない人」
例えば仕事、待てない人は待てないから鬼電したり、もしくは自分でやってしまったりして自分だけが苦労する。
例えば投資で、待てない人は値段の急激な変化で慌てて損をする。
例えば英語の勉強で、1か月結果が出なかったらから諦める。
色んなところで、待てない事が原因での失敗が多発しています。
追撃ばかりする人の事を、周りの人はどう感じてる?
例えば恋愛中。
返信を待たずに次から次へと追撃LINEしてくる人がいたらどう思います?
完全に嫌われますよね。
そんなことを、実際の生活でやる人が多いんです。
待てない事で追撃すると、基本的に良い事はありません。あっても運が良かっただけなので、再現性はありません。
待つのが苦手な人は、たいてい自己中心的
待つのが苦手な人は、たいてい自己中心的です。一時的であれ、性格の問題であれ。
そんなあなたが自分を落ち着かせるために言い聞かせておくといい事は、以下の3つ。
- 相手はあなたよりも忙しい
- 相手には相手の予定がある
- 急いだところで失敗するなら無意味
急いだところでうまく行かないので、それなら「どうやったら相手の負担を減らせるのかな?」って考える方が理にかなっていませんかね?
まあ自己中心的な人と、そうでない人が自分の正義を伝えあっても宗教が違うので理解し合うのは難しいですが。
相手はあなたよりも忙しい
待てない人は、基本的に時間に余裕があるときに焦ります。
なんでかというと、時間がないときは他の事で頭がいっぱいなので、「何かを待っている」事を忘れられるからです。
したがって、「相手は自分よりも忙しいんだ」と理解すると、追撃したい思いを抑えることができます。
そして、追撃したい時は気を使って相手に連絡をできます。
- 「困っていることはありませんか?」
- 「もしやり方に悩んでいたら、例えばこんな感じでもいいです。」
仕事の上だと、こんな感じで追撃すると相手の気分を損ねずに話ができます。
相手には相手の予定がある
「相手の方が忙しい」というのもそうですが、例えばあなたのお願いしたものが、「別に今日じゃなくても明日で大丈夫だな」と判断されれば明日に結果が上がってきます。
仕事の頼み方で、今日中じゃなきゃダメなのか、明日でも良いのかを上手に伝えておかないと、あなた一人が焦る事になります。
基本的に突発対応を強いるのはNG。
相手の予定も考えながら物事を進めましょう。
急いだところで失敗するなら無意味
日本語には「急がば回れ」ということわざがありますよね。
大体の事は、焦ると失敗します。
なので覚えておくと良いのは、急いでも失敗するならゆっくりでいいよという事。
例えば海外から見た日本は、「スピードは遅いけど確実で品質が安定している」という評価を貰っています。
今でもある程度その信頼感はあります。
昔から日本ってゆっくり事を進めるのが得意なんでしょうね。
なので、焦らずゆっくり、確実に期待に応えるのも、一つの誠意です。
待つのが苦手な人は、なぜ待てないのか
考えたい課題は、「待つのが苦手な人は、何で待てないのか?」という問題。
私の周りにいる待てない人は大体この3パターンに当てはまります。
- 隙間時間があると、ついネガティブに考えちゃう
- 待ったことによる成功体験が少ない
- 時間管理が苦手
少し深掘りします。
隙間時間があると、ついネガティブに考えちゃう
一番多いのが、このパターンです。
ホリエモンも著書「最大化の超習慣
人がつい考えてしまうことは、
- 過去の失敗
- 未来への心配
が多いそうです。
待てない人は大体未来への心配をしていて、「お客さんにできるだけ早く出してフィードバックを貰いたい」と考えることが多いです。
こういう時は「相手の時間をゆっくりとって、自分の手元にボールを残す時間を極力短くしよう」と考えておくのが良いです。
どこかでコツをつかむと、うまくいくようになります。
待ったことによる成功体験が少ない
新米の人だと、待つことによる成功体験は少ないですよね。
自分でやったほうが早いけど、専門家にやってもらった方が質が良いときは、待つことにベットするほうが上手くいきます。
専門家の力をどう引き出すのかが、あなたの力量。
待てない人は、時間管理が苦手
待てない人は、暇なのか、もしくは時間管理が苦手です
時間管理が上手なら、「Aを待っている間にBをやって、それを人にパスしている間にCをやって、Aが帰ってきたら…」と予定を組み立てるのが得意です。
しかし時間管理が下手な人は、「Aを待つならAしか頭にない」という感じで、脳内をAにジャックされます。
時間管理の方法については、こちらの記事で紹介しているので、よかったらどうぞ。
▶【集中できない!別のことを考えてしまう】仕事が全然終わらない人へ
「待ち」のタスクは一旦頭から消しちゃうのがオススメ。
待つのが苦手な人と待たせる側が上手に付き合うには
待つのが苦手な人と、待たせる側がお互いに上手に付き合うためには、こんな事を気を付けると良いです。
- 時間に余裕をもってスタートする
- 状況を定期的に共有する
- 相手を信用する
時間がないから焦るんですよね。
なので、ゆっくり時間を与えて、「今から取り掛かるよ~」とか「今この辺りだよ~」って伝えるのが優しさなんじゃないかなって思います。
焦る側は間違っても電話はしちゃいけないし、待たせる側は相手を心配させない気遣いが必要です。