【働かない人を働かせる方法】無理にではなく、やる気を出してほしい

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働かない人を働かせる方法1
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こんにちは、ものづくり王国にっぽん運営者のとも(@Japan_MFG_Tomo)です。
最近は技術の勉強や製造業の日中通訳や技術営業職など、一社にとらわれない働きをしています。

 

あなたの職場では、部下は一生懸命に働いてくれますか?
私が以前勤めていた中国の職場では全然そんなことなくて、とっても苦労しました。

 

▼その時のツイートがこちら

 

余計な発言をすると自分の仕事が増えるだけなので、部下は基本的にはあなたの思うように動いてくれません、言われたことをやるだけ。
勉強しなくてもお給料が貰えるならその方がコスパが良いので、基本的には積極的に勉強する事はありません。

 

 

そんな人を、本記事では「働かない人」と定義して、どうやって意識を合わせていけるかな?

というのを考察しています。

 

 

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働かない人を働かせる方法3つ

 

働かない人を働かせるのは本当に難しいです。
特に、入社したてのタイミングである程度のプレッシャーを与えておかないと、危機感が無く、勉強にも消極的になります。

 

 

私が自分の後輩に対して行ってきた指導方針は以下の3つが基本です。

  1. 金銭面での目標を共有する
  2. 人生計画の目標を共有する
  3. 自覚を持ってくれるまでは、言う事を聞いてもらう形で続ける

人によってアプローチ方法が違いますが、基本的には相手の欲しているものを仕事を通してどう手に入れるのか…という考え方で接してあげるのが吉です。

仕事のモチベーションを高めてあげるときに、ぜひ参考にしてください。

 

金銭面での目標を共有する

 

やる気があって、さらに「お給料」がモチベーションになっている人に対しては、

  • 「こうやってこうやるとお給料が上がりやすいよ」
  • 「このスキルを持っているとあなたの人材価値が高くなるよ」

というアプローチ方法で話をしてみます。

このタイプの人達は目的が分かりやすいので、その目的に向かってどう処理していけばいいのか説明してあげると、理解してもらいやすいです。

 

 

また、派生型として「極端に失敗を怖がるタイプ」の人もいます。
そういう人には、「こうやってやると上手にできるよ」という話し方をすると、いう事を聞いてくれることもあります。

 

 

人生計画の目標を共有する

 

最近よくあるのが「ステップアップ狙い」のメンバー。
しばらくしたら転職して新たなスキルを身に付けたいという気持ちがあります。

 

 

状況が変われば気持ちが変わって一生の仲間になるかもしれないし、もし他所の会社に行ったとしても、どこかでつながって仕事の上で協力関係になれるかもしれません。
人生計画のある人は不真面目には働かないので、そこに着目して上手な関係を作れると良いですね。

 

 

自覚を持ってくれるまでは、言う事を聞いてもらう形で続ける

 

社会人経験のない人、今まで何となく惰性で生きてきた人は、「何が自分のモチベーションなのか」を知らない事があります。

このパターンも結構見かけますよね。

 

こんな人とは、「ゆっくり、焦らなくていいからね」と、一緒に目標を作ってあげればOK。
ただし、目標が決まるまでは「まずは言う通りにやってみて」と伝えます。

「自分のやり方が見つかったら、ぜひ教えて」とも伝えます。

 

大体はそこから新たな展開が生まれることは無いので、あなたの考え方をひとつずつ共有して、阿吽の呼吸を作るのを目標にします。

 

 

人はそもそも働きたくない

 

まあ当たり前の感情なのかもしれないですが、人はそもそも働きたくない生き物です。
「どれだけサボって、叱られないアウトプットを出すか」が前提にあって、その中で仕事をしています。

 

 

理由は以下の3つ。

  1. 激務で高給よりは、そこそこの給料で楽な業務が良い
  2. 放っておいても、誰かが代わりに仕事をやってくれる
  3. 頑張っても頑張らなくても、給料は変わらない

すこし深掘りします。

 

激務で高給よりは、そこそこの給料で楽な業務が良い

 

今どきの若い人は車も買わない、家も買わない、時計も買わない、高級バーでお酒を飲むこともないので、あんまりお金を使いません。
すると必要なお金も少ないので、「苦しい思いをして無理やりお金稼いでもなあ」というマインドになります。

 

放っておいても、誰かが代わりに仕事をやってくれる

 

これも会社ではあるあるですが、「できなきゃできないで、誰かが代わりに仕事を進めてくれる」んですよね。
責任感の強い人がなんだかんだで助けてくれます。

 

頑張っても頑張らなくても、給料は変わらない

 

逆に責任感の強い人は、「頑張るだけ損をする」ようになっています。
頑張っても給料は増えないし、頑張らなくても給料は減りません。

 

なので自然と頑張らない選択をする事になります。

 

 

無理に働かせても長続きしない

 

会社では「役職に物を言わせて無理やり働かせる」という権利があります。
しかし基本的にはメンバーの自主性で仕事を進めたいですよね。

理由は以下の2つ

  1. 「俺のいう事を聞け」は、何回も通じない。
  2. ゴールのない踏ん張りは、メンバーのストレスを強くする

少し深掘りします。

 

「俺のいう事を聞け」は、何回も通じない。

 

仕事をお願いする時に、毎回命令口調になると悪い意味での慣れが来ます。
すると大事な時の発破としての効果が無くなり、チームが崩壊します。

 

基本的には、「今回だけは頼む」という、期限付き、回数制限付きのお願いが適しています。

 

ゴールのない踏ん張りは、メンバーのストレスを強くする

 

例えば仕事の繁忙期、「期限遅れは許されない、とにかくやりなさい」を繰り返していたとします。
しかし終わりの見えない繁忙期だと、徐々に頑張る力が無くなります。

 

「いいから働け」では人が動かなくなっていきます。

 

 

相手が何を求めているのかを理解しよう

 

成功している会社では、命令口調での仕事のやらせ方は少ないです。
離職率が低めの会社では、自分たちで仕事を考えて進める「ティール型」という経営がされています。
(参考:[イラスト解説]ティール組織――新しい働き方のスタイル

 

 

大きい会社では上手に教育をしていて、一括採用一括教育でもある程度会社文化を理解させることができます。
中小企業では色んなタイプの人がいるので、「個人に寄り添う」教育方針の方があっているだろうな、と大企業中小企業どちらも経験している私は感じています。

 

個人に寄り添う教育方針とは、相手の事を理解する事から始まります。

  • お金が欲しいのか
  • 背中を押してほしいのか
  • サポートが欲しいのか
  • 仲間との関係性が欲しいのか

などなど、対話の中で理解していく事が大切です。

 

私はこれから管理職として働くことになります。

今後は日中の会社で色んな人を教育していく中での違いを発信出来たらなと思います。

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