他人のモチベーションを上げる方法(正論は正義じゃない)

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他人のモチベーションを上げる方法1
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こんな悩みを持っていませんか?

  • 考え方の違いで、人とよくぶつかる
  • 絶対に自分の方が正しいのに、みんなが動かない
  • 動いてくれない人が、まさにキーマン

基本的に、動いてほしい人は動いてくれないです。

あなたよりも仕事に責任感とやる気を持っている人って少ないんですよね…。

 

以前、こんなツイートをしました。

技術者として仕事をしたいのに、たまにマネジメントに関する問題で躓きますよね。
今回は一緒に頑張りたい相手があまり乗り気じゃない時にどうしたら良いか?というのを考えたいと思います。

 

本記事のテーマ
  • 他人のモチベーションを上げる方法
  • 他人のモチベーションはなんでこうも管理できないのか
  • 他人のモチベーションを何とか仕事に向けた話
  • 他人のモチベーションは正論じゃ変わらない

 

Twitter:(@Japan_MFG_Tomo

 

 

他人のモチベーションを上げる方法

最初に結論。

ごめんなさい、明確な答えはありません。
人によって、立場によって、時期によって方法が違うので。

 

でも、絶対に何かしら突破口があるはず。

 

残念な結論ですが、やる気を出してもらうためには、相手とディールを持ち掛けるか、頼みごとをしやすい関係性を作るか、なんかちょっと回りくどいやり方が必要です。

 

仕事のモチベーションは人と人の関係にもつながっているので、「これだ」という回答を見つけても、「※ただし人による」という注記を付けて勉強するのをおすすめします。

 

 

他人のモチベーションはなんでこうも管理できないのか

他人のモチベーションはなぜこうも管理できないのか、理由は3つあります。

  • みんな、自分のことが一番大切
  • コスパよく働き、十分なお給料が欲しい
  • やる気のある人がやって自分のために結果を出してくれればいい

少し解説します。

 

 

みんな、自分のことが一番大切

 

あなたも私も、他の人も、みんながみんな、自分の事を一番大切に思っています。

やらなくても良い仕事はやりたくないし、他の人に投げられるならその人にやらせたい。

 

自分にとってメリットがある事だけ、みんな取り組みたいと思っています。

 

 

コスパよく働き、十分なお給料が欲しい

 

特に最近は給料も上がらないし、働き方改革もあって、「コスパよく働きたい」という機運が強まっています。

製造業には「やる必要のない仕事」が山ほどあって、事業仕分けをすればいくらでも仕事は減らせるし、人も減らせるようになっています。

 

つまり、人員が豊富ってことです。

 

となると、「これはあなたがやるべきだ」「これは私がやるべきではない」と強く主張さえすれば通りやすいんですよね。

 

ここをうまく活用すると、賃金の最適化ができるようになります(コスパよく働く)

 

 

やる気のある人がやって自分のために結果を出してくれればいい

 

みんな自分は動きたくない。

責任は取りたくないし、面倒くさい事には関わりたくない。

他の人が意思決定して、自分は簡単な事だけをやってお給料をもらって生きていきたい。

 

 

スポーツでも、仕事でも、何でも一緒です。

全員が全員やる気があるタイミングって意外と少ないんですよね。

 

 

他人のモチベーションを何とか仕事に向けた話

とはいえ仕事は何とか他人に動いてもらって、それでようやく成立するもの。

他人のモチベーションをいかにして仕事に向けるかによって、仕事の成果が左右されます。

 

 

自分を犠牲にして、相手にちょっとだけ動いてもらう

 

私は自分が理解してから人に任せるという仕事の方式をとっています。

理由は、「これは何?」「どうやってやるの?」「これは私の仕事じゃない」と言ってくる人が大半だから。

 

同僚の任務を把握し、あなたならできるはずと信任したけどそれでも断るのかと聞くために、最初に出くわす問題は、基本的には自己犠牲で進めるようにしています。

 

そして、その後標準化することで、二回目からは自分はもう関係なしでいられます。

 

 

 

相手の自尊心をくすぐる

 

人に仕事をお願いする時は、相手のメリットを伝えるとうまく行きやすいです。

「これ絶対成功する自信があるし、あなたの協力があるともっとうまく行く、あなたのデメリットは無い」と美味しい話を伝えると、乗ってくれることが多いです。

 

 

日ごろから多めに接触するように心がける

 

友人として仲良くなる、仕事でも相手の得意不得意を理解している、など、同僚を人として見ていて、困ったときはお互い様をできる関係になっていれば、あなたが困ったときは相手が助けてくれます。

 

ただし、人を利用するだけ利用する人も多くいるので、その辺の見極めも大事。

 

 

その人がいなくても回るように仕組みを作って居場所を消す

 

世の中には関わるだけ面倒くさい人がいます。

「やりたくない」「わからない」「私の仕事じゃない」と強く主張してくる人に話しかけると面倒くさいので、コミュニケーションを取らずに物が進むように、なんならその人の存在が無くても回るようにしてしまうのも手。

 

 

他人のモチベーションは正論じゃ変わらない

ここに来るまで非常に苦労しましたが、他人のモチベーションは「こうあるべき」という伝え方では変わりません。

 

理由は、「それってあなたの常識の範疇ですよね?私は知りません」と言われてしまうから。

 

人は人それぞれ正義があるので、他人のモチベーションは正論じゃ変えられません。

 

 

人の心は「べき論」じゃ動かない

 

口げんかが強い人は感情論を抜きにして正論で戦う事が多いです。

しかしこれだと喧嘩には勝てるけど、良好な関係を保ちつつ人を動かすことは難しい。

 

あなたの達成したい目標は相手に打ち勝つことではなく、あなたの言う事を喜んで聞いてもらうことですよね?

 

となると、「べき」論で語るだけだと半分くらいしか達成率がありません。

 

 

自尊心をくすぐるか、好奇心をくすぐるか、欲に訴えるか

 

正論で人に言って聞かせる以外に、あなたの目標を達成させるいい方法は無いでしょうか?

 

割と簡単に思いつくのはこの三つ

  1. 自尊心をくすぐる
  2. 好奇心をくすぐる
  3. 欲望に訴えかける

それぞれのタイプの人に合わせて、最適な方法を選ぶのがおすすめ。

 

  • 「あなたのおかげで会社全体の仕事がうまく行っています。いつも本当にありがとうございます。重ねてのお願いで申し訳ありませんが…」

と切り込むか

  • 「面白くて解決しがいのある課題が生まれました。うまく行けば社内の目標が一つ達成できて、そこにあなたも参加できます

と切り込むか

  • 「あなたなら多分解決できる問題なんですが、部長もあなたに期待しています。うまく行けば査定にも関係するかもしれないです、そして私もこれくらいなら情報を提供できるんですが」

と切り込むか、色んな方法があります。

 

ぜひ試してみてください。

 

 

エンジニアの仕事も、結局はコミュニケーション力次第

 

一人のエンジニアとして優秀でも、その力はどこかに特化されていることが多いです。

するとやはり、仕事は一人じゃできない。みんなの力を借りて、ようやく一つの仕事が完成できます。

 

今まで技術の勉強ばっかりでしたが、全ての内容を網羅するのは絶対に無理!

ってなると、人の力を借りるしかないので…

何処に行ってもコミュニケーション能力なんですね。

 

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