大人になってから勉強する人って、本当に少ない。【逆転はここから】

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こんにちは、ものづくり王国にっぽん運営者のとも(@Japan_MFG_Tomo)です。
最近は以前いた中国の自動車部品製造工場を卒業して帰国、技術の勉強や製造業の日中通訳や技術営業職など、一つの会社にとらわれない働きをしています。

 

 

有名な話ですが、日本人は大人になってから本当に勉強しません。

例えば、「「平成28年社会生活基本調査結果」(総務省統計局)」ではこんなデータがあります。
(関係ない部分を非表示にしてキャプチャ)

全体平均では1日当たり39分、働き盛りの年代では3分とか4分とかっていう結果が出ています。

 

 

先日、こんなツイートをしました。

 

大学を卒業してからも継続して勉強している人は少ないと思うので、たぶんいま勉強しようとすると

  • 時間が無い
  • お金が無い
  • 必要が無い

みたいな理由が出てきて勉強に全然気持ちが向かわない事に気づくと思います。

 

 

勉強って実は筋トレと同じで、継続する事で勉強に向かう体力を鍛える事ができるので、内容に限らず何かを勉強するとか、研究する生活習慣が必要です。

関連記事:【社会人の勉強は意味がない?】そう思う人が多いと、差がつけやすい

 

大人になってから勉強する人

 

大人になってからの方が人生は長いので、大人になってからも勉強する習慣がある人は人生(特に仕事や交友関係)で得をする事が多いです。

大人になってから勉強する事のメリットはいくつかありますが、今回は仕事にフォーカスを当てて話していきます

 

大人になってから勉強すると、自分の学びが多い

 

大人になってから勉強すると、学生のころには気づかなかった事、学生の時には実践まで行かなかった内容がスムーズに入ってきます。

 

理由は、「人生経験」

 

大人になってから勉強するシチュエーションって、たぶん「仕事で困った時」だと思うんですよね。
すると、「どんなことが自分の仕事に適用できるのか」を考えながら勉強をするので、勉強→即実践の流れを作る事ができます。

 

勉強もスポーツも同じで、習うだけじゃなくてその後の反復練習が大切なので、大人になってから勉強すると、実践機会が多い分自分の学びが多くなります。

 

大人になってからも勉強している人は、説得力が強い

 

大人になってから勉強している人は、話をする時の理論が整っていることが多いです。

まだ勉強を始めたての時は「意識高い系」と揶揄されることも多いですが、そこを乗り越えて半年、一年と勉強を続けていると、徐々に自分の中の考えがまとまってきます。

 

「あの話とこの話にはつながりがある」という気づきや、「こうやって喩えると話が伝わりやすい」とか、勉強をし続ける事により話す内容の深みが増してきます。

 

大人になってからも勉強している人は、判断が的確

 

大人になってからも勉強している人は、人の話を聞いてから理解にたどり着くまでが早いです。
上司にあたる年齢の人に多いですが、こちらが色々説明してもなかなか理解ができず、とりあえず別の人を呼んでその人たちと話をさせる事ってありますよね。

 

 

現場から離れている+勉強で身に付けられる瞬発力が無い事で、そもそも話が分からない、結局判断を仰ぐと何にもできないので、急かすと失敗します。
逆に理解力のある人は、単独で話を聞いても理解できるので判断が的確になりやすいです。

 

物事の決定をする時に幅広い選択肢は必要ですが、決定する時に方々の意見のいいとこ取りをしようとするとクソみたいな結論になりますよね。

 

「ああ、聞いただけで全部わかった、こんな感じでやったらうまくいきそう?」

とすぐに反応できる人は、総じて仕事ができます。そしてみんな、勉強をしています。

 

 

大人になってから勉強する人は、逆転が狙える

 

大人になっても勉強をする習慣を持っている人は、人生の逆転を狙えます。

理由は以下の三つ

  1. まわりは勉強していない
  2. 就職前よりも、就職後の方が人生が長い
  3. 業界の転換期なので、異業種への転職が増える

すこし深掘りします。

 

まわりは勉強していない

 

国の調査結果(少し古いですが)によると、現役世代の勉強時間って、実は10分もないんです。
つまり、勉強する習慣がある人はほぼゼロといってもいいくらい。

参考:「「平成28年社会生活基本調査結果」(総務省統計局)」(関係ない部分を非表示にしてキャプチャ)

 

ちょっと勉強する習慣を付けてコツコツ勉強するだけであっという間にこの人達を追い越すことができます。

 

 

就職前よりも、就職後の方が人生が長い

 

実は、学生時代に勉強してきた期間よりも、就職してから仕事をする期間の方が人生が長いです。
つまり、学生のころに優秀だったかどうかって30歳を超える頃にはもう関係なくて、そこからは「今、勉強をしているか」の方が重要な要素だったりします。

 

履歴書には学歴が残りますが、仕事で成果を出し続けていると外の業界からのオファーも入ってきやすくなり、その時には学歴よりも仕事での過去の成果と今後の伸びしろが問われるようになります。

 

 

業界の転換期なので、異業種への転職が増える

 

今の時期はちょうどデジタル革命の真っただ中なので、新興の産業では人手不足です。
すると異業種転職の機会が増えますが、このチャンスを貰えるのは「勉強をする人」です。

 

勉強せずに異業種で仕事をするなんて無謀なので、まあ当たり前ですが。

 

 

自動車メーカーが街づくりを始めたり、電機メーカーが自動車を作り始める時代です。
勉強をする習慣があり、勉強する力がある人は「ちょっと今のままじゃヤバいかな」という会社からのステップアップ転職が狙えるわけです。

 

大人になってから勉強し続けて、人生が変わった話

 

例として、私の話をしましょう。

元々私は設備メーカーの下っ端社員でした。
技術も分からないし、設計もできないし、言われたことを右から左に流す仕事をしていただけでした。

 

生きていくだけなら十分のお給料も貰っていたし、仕事も楽しくないけど慣れれば上手くこなせそうな業務だったんですが、とあるきっかけで転職して技術営業として働くことになりました。

 

 

技術の知識が、次の仕事で生きた

 

日本では技術も分からないへっぽこ社員でしたが、技術営業として客先と対峙しているうちに技術をたくさん覚えました。

 

熱処理については「ああ、大学の時に勉強したな」って思いながらもう一度ゼロから復習し、お客様にも質問しまくって、今では基本的なものは受け答えできるようになりました。

加工技術については「ああ、前職で少しやったな」という知識をもう一度復習し、昔の同僚に色々教えて貰いながら今では加工技術改善のためのツールを作ったりして社内に貢献できました。

 

日本ではもう一歩成長が足りない惜しい社員でしたが、中国に出てきたことにより過去の知識が一気に繋がり、それなりに仕事をこなせるようになりました。

 

これは今までの貯金のおかげ。
ここから先は新しい知識の習得についてです。

 

勉強の仕方を勉強していたので、スピードが速い

 

中国語はゼロからのスタートだったので、勉強自体は大変でした。
中国語の勉強をして、技術の勉強をして、通訳の練習をして…

 

さらに、技術営業は何でもかんでも通訳しないといけないので勉強内容は幅広かったです。

加工技術、材料、熱処理、品質、製造、現場管理、生産管理などなど。

 

しかし勉強の仕方のコツは持っていたので、ちょっと触れればすぐにコツをつかんで、1週間で必要な範囲の知識を覚えられました。

 

 

言葉を覚えた後は、仕事の中で結構無双できた

 

独りよがりの勉強法でしたが、中国語をマスターした後はもう無双状態です。
お客さんが来ても関係ない、資料を求められても関係ない、全部自分でやれるようになっていました。

 

また、社内への提案をして改善のお手伝いをしたり、新人の教育を時間を掛けて行ったり、言葉を覚えた後の私は会社の中でも中心人物になりました。

 

 

元々中国に行く前は何も期待されておらず、「生きて帰ってくればいい」くらいに思われてたんですが、今ではオファーも頂けるようになって、「今の会社の総経理候補に推したい」と言ってもらえました。

現任者が60代なので、一気に世代交代する思い切ったオファーでした。
ちなみにそれまでの道のりは長そうなので、オファーを受けるかどうかは半々です。

 

 

大人になってから勉強する人は、人材として価値が高い

 

勉強の習慣は運動と同じで、「続けるとようやく効果が出てくる」ものです。
勉強するにも勉強する体力が必要で、それは1日2日で身につくものではありません。

 

しかし一度勉強する習慣さえつけば勉強が苦ではなくなるので沢山の良い事があります。

 

なんでも勉強する勇気が出てくる

 

勉強する習慣があれば、勉強のコツを新しい内容にも適用できるので、時間はかかるかもしれないけど勉強するための忍耐力がついて、なんでも勉強する勇気がでます。

 

よくある

  • 時間が無い
  • お金が無い
  • 忙しい
  • 自信が無い
  • 理由が無い

みたいな言い訳が消えます。

 

考える癖があるので、作業者になりづらい

 

勉強の一番のメリットだと思うのが、考える癖がつくこと。
作業者は「これと言われたらこれ」しかできませんが、勉強して考える癖がある人は「なぜこれと決まっているのか」を検証する事ができます。

 

すると改善のアイディアが生まれたり、仕事の覚えが早くなったりして、作業者ではなく優秀なホワイトカラーになれます。

 

 

新しい価値を生む可能性があるのは、勉強をする人

 

いつの世も、新しい価値を生む可能性があるのは勉強をする人です。
「ガリ勉であれば良い」というわけではなくて、何かに興味を持ち、深く考察し、改善する事ができる人。

 

これだけ聞けば、勉強って別に英語数学とかじゃないなって気づくと思います。
私が皆さんに伝えたいのは、「何でもいいからとにかくハマってオタクになれ!」という事。

 

ここで身に付けた考える姿勢は、きっとあなたの仕事、あなたの人生に大きく影響を及ぼすでしょう。

 

 

大人になってから勉強する人って、ものすごい可能性を秘めています。

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